メンバー紹介 マネジャー
SX事業部 2014年入社
SX事業部 2014年入社
中長期的な視点で、お客さまの未来を築く。
メーカーから、コンサルティングへ。
前職は、外資系メーカーの金融事業会社で企画職に従事していました。仕事にやりがいは感じていたのですが、それまでに学んだオペレーションの改善だけではなく、抜本的な事業構造の再構築を含め“企業の持続的な成長”に貢献できる仕事に就きたいと考え、コンサルティング業界を選びました。
あずさ監査法人への入社を決めた理由は、いくつか応募したファームの中でも特に、カルチャーや働いている方々の雰囲気が自分にフィットしそうだと感じたためです。また、当時はあずさ監査法人がアドバイザリーサービスに本腰を入れ始めたばかりで、「他のファームよりも組織が固まっていない分、色々な経験ができそうだ」と感じた点も魅力でした。入社後もこれらの印象は変わっておらず、実際に誠実な方が多いばかりか、職位や専門分野が異なっていても協業がしやすい風通しの良い組織風土が根付いています。
学びと発見を、お客さまの価値に変えて。
入社後は、主に組織再編や経営管理高度化を中心としたアドバイザリー業務を担当しています。具体的には、お客さまのグループ経営管理の在り方の見直しや再編方針立案、再編計画の策定、再編実行の支援をしています。他には、事業ポートフォリオ管理や業績評価制度、業績管理の高度化など、事業評価や管理の仕組みの設計・導入支援に関与しています。さらに、最近では統合報告支援や統合思考に基づく中計策定支援などサステナビリティ領域の業務も増えており、2022年1月からはSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)のサービスラインに移籍し、ESG要素を考慮した事業評価やサステナビリティ戦略の策定などにも関わっています。
まさに、転職時に志した思いを実現できている訳ですが、中でもお客さまが中長期的に成長していく上での重要な局面に関与・貢献できる点に醍醐味を覚えています。また、ここ最近は事業評価や経営管理などにサステナビリティの観点を融合することに関心が高まっているため、取り組む内容が複雑化しています。常に最新の動向にアンテナを張りながら関連知識をアップデートしていくことは容易くないですが、そこで得た知見を通じてお客さまの課題と向き合うことは非常にやりがいがあります。
会計士の資格がなくても、活躍できる。
組織再編に関わる際は、私が所属する事業部内で完結するというよりは、国内外のKPMGメンバーファームと協力しながら進めることがほとんどです。そのため、時にはお客さまと各チームを繋ぐ中継役を務めることも。特に、海外のメンバーは仕事の進め方や考え方が異なる部分があり、上手くコントロールしないと想定外の事象が生じることもあります。だからこそ、両者のギャップを埋め、一つひとつ丁寧にコミュニケーションすることが大切だと感じています。
日々の仕事で大変なこともありますが、上述したSXは他の分野ほど方法論が確立されていないため、新たなソリューション開発に取り組めるというメリットもあります。また、“監査法人”と言うと、会計士の資格を持っていない方にとっては敷居が高い印象があるかもしれませんが、実際は私のような事業会社出身のメンバーも多数在籍しており、個々の知見を持ち寄ることで、一体となって壁を乗り越えています。この仕事に興味をお持ちのようでしたら、経験や専門性にとらわれず、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。