メンバー紹介 シニアマネジャー

SX事業部 2015年入社

SX事業部 2015年入社

“ワンストップ”が生み出す、成長の機会。

  

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紆余曲折を経て、心機一転、会計士の道へ。

大学で所属していたゼミの担当教員が当時の朝日監査法人(現あずさ監査法人)のパートナーであり、また、卒業した先輩方の中にも、同法人で活躍されている方がおられたので、懇親の場で会計士の仕事や法人の魅力について教えていただきました。また、当時は家業である学習塾の経営に携わりたいという希望を抱いていたのですが、紆余曲折を経て27歳の時に高い社会的使命をもった職業的専門家である会計士としての人生を歩みたいという気持ちが強くなり、心機一転、会計士を目指すことにしました。

あずさ監査法人への入社は、前述した縁も影響しているのですが、同時にアドバイザリー統轄事業部が有する“ワンストップサービス”に魅力を感じていたことも影響しています。多様な専門知識をもった人材が一つのチームとして働くことで、互いの知識を吸収し合い、活躍できるフィールドをさらに広げていけチャンスがあると感じました。

インタービュー風景

お客さまに近い立場で関われる喜び。

直近では、情報通信業のお客さまへの決算サポートのほか、自動車部品メーカーのサステナビリティ関連の開示の支援に携わっています。情報通信業の決算サポートでは、組織再編における会計論点の検討のようなイベントに関連するものだけでなく、日々の会計処理の妥当性の確認や監査人説明資料の作成補助など、多岐にわたる業務に携わっています。他方で自動車部品メーカーのお客さまに対しては、気候変動に関してTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)が推奨する開示をどのように実現させるかを前提に、勉強会の実施やTCFD推奨項目とのギャップ分析、気候変動に関連するリスクや機会の特定、シナリオ分析のご支援や開示案のご提案などをおこなっています。

どちらの業務も高い専門性や幅広い経験が求められ、また私たちアドバイザリー統轄事業部へのお客さまの期待値も高いことから、最適なソリューションを提供するにあたり思い悩むこともあります。一方で、プロジェクトが無事成功し、提供したサービスについてお客さまにご満足いただいた際には、お客さまとチームのメンバーが一緒に喜ぶことができます。

業務風景

会計士が活躍する、新たな領域へ。

あずさ監査法人では、自身の能力を開発する機会を多く設けています。私自身、最近ではKPMG FAS(KPMGジャパンにおいて、主にM&Aを専門とするコンサルティングファーム)のメンバーとともに、お客さまのM&Aのスキーム立案からクロージングまでのサポート業務をおこないました。会計を専門とする私とM&Aの専門スキルを有するFASのメンバーとで意見交換をしながら連携した業務をおこなうことで、よりレベルの高いサービスの実現とともに、互いに知見を高めることができたと感じています。これこそ、KPMGの強みである“ワンストップサービス”であり、こうした活動が職員の能力開発にも役立っています。

また、サステナビリティ関連のサービスについては、今後も社会のニーズはさらに高まり、広がっていくと考えられますし、会計士が活躍する新たなフィールドになるはずです。私自身もこうした新しいフィールドで活躍できるよう一層努力していきたいと思います。