OECD 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する分析
OECD 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する分析
香港タックスアラート - 第6回, 2020年4月
経済協力開発機構(OECD)は4月3日、租税条約と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による危機の税務上の影響を検討する分析結果を発表した。主要なスタッフが通常の勤務先以外の場所での勤務を余儀なくされている結果として、重大な税務上の懸念がいくつか生じている可能性がある。これには、意図しない場所に企業の居住地を誤って形成されること、新たな国または地区で恒久的施設(PE)またはその他の納税主体が意図せず識別されること、並びに関係者の税務居住者身分が誤って変更されることが含まれる。OECDによる分析はこの点で役立ち、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する措置は概ね例外的であり、特定の国または地区の租税条約に基づく法人または個人の課税上の地位に影響を及ぼすべきではないとの見方を示している。ただし、建設プロジェクトは例外とされており、新型コロナウイルスに起因する遅延により恒久的施設(PE)が新たに識別される可能性があることには留意すべきである。
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