企業が統合的リスクマネジメント(ERM)を確立するには、現状のリスクマネジメント態勢を評価し、課題を抽出した上で計画的に取り組むことが重要です。

KPMGはグローバルで開発したERMの現状評価フレームワークを活用し、企業のリスクマネジメント態勢高度化のための計画づくりを支援します。

リスクマネジメント態勢の現状評価の進め方

リスクマネジメント態勢の現状評価は、まず自社に合った評価観点を設計した上で情報収集・評価を行います。

(1) リスクマネジメント態勢の評価観点の設計
自社が目指すリスクマネジメントのあるべき姿に照らして、どのような機能を評価対象とするか等の評価観点・評価の枠組みを検討 (KPMGの有するフレームワークを活用することが可能)。

(2) リスクマネジメント態勢の現状評価の実施
現状のリスクマネジメントの規程・ルール、活動内容・活動結果等を示す資料を確認し、必要に応じ経営者や関係者へのインタビューを実施。

課題の抽出と対応方針の策定の進め方

現状評価の結果を受け、一般的なベストプラクティスとのギャップの中から、自社として取り組むべき課題を抽出し、今後の対応方針・対応計画を検討します。

(1)リスクマネジメント態勢に関する課題の抽出・具体化
現状評価の結果と一般的なベストプラクティスとを比較しギャップを棚卸した後、経営層との協議により社として解決すべき課題を抽出・具体化。

(2)課題に対する対応方針・対応計画の策定
抽出した課題に対する対応方針・対応計画を検討し、ロードマップとして策定。

KPMGの特長

グローバルに通用する体系的な評価フレームワークの提供
KPMGは、グローバルで開発したリスクマネジメント態勢の現状評価のためのフレームワークを保有しています。COSO等の提唱する一般的な枠組みとも整合した体系的な枠組みにより、客観的な評価が可能です。

ERM構築支援の実績に裏付けられた実務的な評価・課題抽出
KPMGは、日本企業の統合的リスクマネジメント(ERM)態勢整備に関する支援実績が豊富です。単にフレームワークに当てはめた評価を行うのではなく、日本企業特有の実務上の課題を踏まえた評価が可能です。

デジタルツールの積極活用
KPMGは、リスクマネジメント態勢の評価・分析に積極的にデジタル技術を活用した支援を提案しています。入力しやすく、評価結果がビジュアルにアウトプットされるツールを活用します。

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