KPMGコンサルティング、早稲田大学のAIを活用した支払業務の生産性向上を支援
KPMGコンサルティングは、早稲田大学が10月に稼働させるAI(人工知能)による勘定科目類推機能の組み込みにかかわる検証・構築などを支援しました。
KPMGコンサルティングは、早稲田大学が10月に稼働させる、AIによる勘定科目類推機能組込みにかかわる検証・構築などを支援しました。
KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング)はこのたび、学校法人早稲田大学(東京都新宿区、総長:田中 愛治、以下:早稲田大学)が10月に稼働させるAI(人工知能)による勘定科目類推機能の組み込みにかかわる検証・構築などを支援したことを発表します。
早稲田大学では、中長期計画「Waseda Vision 150」の一環として業務プロセス改革を伴う情報化の実現を目指し、財務システムにおける支払い請求業務の自動化において、経理処理担当箇所にUiPath社のRPAを導入し、2018年4月から本格稼働、すでに64.7%の業務削減を実現しています。
KPMGコンサルティングは、すでに導入済みのRPAに対して、AIによる勘定科目類推機能を組み込む支援として、「AIそのものの導入にかかわる学習データ分析・検証方針の策定、PoC(Proof of Concept)の実装・モデル構築、運用保守(改善)」、「AIを組み込んだ新業務プロセスの策定、AIを含めた前後処理にかかわるRPAの設計・開発」、「運用保守(改善)をシステム子会社で実施するためのサポート」などを行いました。
KPMGコンサルティングでは、RPAに代表されるデジタルトランスフォーメーションをさらに高度化し、End to Endで全体最適をはかるIntelligent Automation(IA)に取り組んでいます。業務効率化、高度化のためにRPAの導入、AIの活用は有効な手段ですが、導入ありきではなく、業務をどのように変えるべきか、また新業務のプロセスの策定まで見越した対応が必要であり、またそれらに関連するデータやシステムとの連携、導入後の運用までトータルで設計していくことが重要です。全体の構想から自立運用を可能とする態勢の構築まで、一気通貫で支援し、テクノロジー先行ではなく、自社にとって最適な業務変革の実現を目指します。
今後もKPMGコンサルティングでは、学校法人や公共機関におけるデジタルを活用した業務改革を積極的に支援していく予定です。
KPMGコンサルティングについて
KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジー、リスク&コンプライアンスの3分野でサービスを提供するコンサルティングファームです。戦略、BPR、人事・組織、PMO、アウトソーシング、ガバナンス・リスク・コンプライアンス、ITなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクター等のインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。