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      2024年3月期の事業年度は、有価証券報告書に「従業員の状況」における人的資本の多様性に関する指標と「サステナビリティに関する考え方及び取組」が記載項目として追加されてから2年目となります。

      昨年は人的資本の多様性に関する指標のうち、「女性管理職比率」と「男女の賃金の差異」を使って、これらの開示データと投資行動の関係性について分析を行いました。今年は人的資本の多様性に関する指標については、さらに「男性の育児休暇取得率」を分析対象に追加し、サステナビリティ情報については「GHG排出量」について分析を行いました。

      データの分析にあたっては、金融庁のEDINETから2024年3月決算の東京証券取引所に上場している会社のXBRLデータをダウンロードし、以下のデータを収集しました。

      • XBRLでタグ付けされている人的資本の多様性に関する指標のデータ
      • XBRLでタグ付けされているGHG排出量のデータ

      主なポイント

      分析結果の主なポイントは、以下の通りです。

      • 2024年3月期から人的資本の多様性に関する指標の開示について管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異が詳細タグ付け対象になったこと、新たにGHG排出量の情報が詳細タグ付け対象になったことにより、データ分析が格段に容易になった。
      • 人的資本の多様性に関する指標のうち、PBRとの関連性が最も高いのは女性管理職比率であることが確認された。
      • 市場別に分析すると、東証グロースに上場している会社においては、女性管理職比率が高く、男女の賃金の差異が相対的に小さいことが確認された。
      • 業種によって人的資本の多様性に関する指標の平均値に大きな開きがあることが確認された。
      • GHG排出量については、Scope1・2の開示が進展している一方、Scope3の開示はまだ途上であることがデータの裏付けをもって確認された。

      詳細な分析結果はPDFをご参照ください。

      Download

      有価証券報告書の開示に関するデータ分析2024

      人的資本の多様性およびGHG排出量の開示

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