Article Posted date
10 May 2023
近年、患者にかかわる医療従事者・先輩患者・家族・製薬企業が連携して患者の『カラダとココロ』のケアの質を高めていくPSP(Patient Support Program:患者支援プログラム)が注目を集めています。
Patient Support Program(PSP)とは
【PSPによる患者QOLの向上を目指した取組み】
PSPが必要とされる背景
PSPが患者にもたらすメリット
PSPが製薬企業にもたらすメリット
PSPが製薬企業にもたらすメリットは、患者のQOLを改善するといった社会的価値を創出するなかで、薬剤価値の最大化だけに留まらず、医療従事者等のリソース配分の最適化、データの利活用にも及びます。
薬剤価値の最大化(既存事業の収益貢献)
- 患者・医療従事者の行動変容により患者アドヒアランスが向上し、治療継続率が上昇
- 疾患理解が深まることで、治療意欲が向上し治療中止率が低下
- 治療アウトカムの向上により、薬剤評価が向上
医療従事者等のリソース配分の最適化(既存事業の効率化)
- 医療従事者、薬剤師の疾患理解が深まり、治療に関する問い合わせ対応業務が減少
- デジタルツールの活用、問い合わせ機能の追加により紙資材の必要性が低下し、営業活動以外の訪問頻度が減少
データの利活用(既存事業/新規事業)
- 集積されたデータの分析により得られた知見を今後の上市戦略立案に反映
- 自社製品の課題や患者のアンメットニーズが解明され、創薬のアイディアにつながる
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