IPO Monthly Report (2022年12月)

2022年12月の月間新規上場会社数は、25社(前年比7社減)となり、年間では91社(前年同期比34社減)となりました。

2022年12月の月間新規上場会社数は、25社となり、年間では91社となりました。

12月の株式市場は、日経平均株価が月間で約1,874円安(約6.7%)となりました。世界経済が減速基調は続くものの、ロシア制裁に伴う天然ガスの価格高騰懸念が和らいでおりインフレ懸念が和らぎました。他方で、米国連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行理事会は引き続き利上げを継続する意向が示されており、市場ではリスク回避姿勢が強まりました。日本国内では、行動制限解除に伴うサービス消費の回復や訪日外国人の入国制限緩和などによって内需の回復傾向が強まるも、日銀が長期金利の変動幅の上限引き上げを行ったことで大幅なドル安円高となりました。これまで、企業業績は為替の想定レートに対して大幅なドル高円安水準で推移していたことから上方修正が期待されてきましたが、急速な為替相場の水準訂正による投資家のリスク回避姿勢が鮮明となり日経平均株価は大幅に下落しました。

【IPO社数と月別推移】

IPO Monthly Report (2022年12月)
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【月間新規上場会社概要】

IPO Monthly Report (2022年12月)_3

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