IPOマーケットレポート(12/1~12/12)

東証グロースに3社が新規上場しました。

東証グロースに3社が新規上場しました。

1.直近のIPOの状況

IPOマーケットレポート(12/1~12/12)図01

2. IPO市場の概況

東証グロースに3社が新規上場しました。

12月1日に東証グロースに上場したBRANUは、中小建設事業者向けの建設DXプラットフォーム「CAREECON Platform」を展開しています。マッチング、マーケティング、 採用管理、施工管理、経営管理まで現場と経営両側面に対応できる機能をワンストップに提供しており、価格面も含め中小建設会社に特化した独自性の高いサービスを展開しています。2025年7月末時点の契約社数は、2,700社を超えて推移しています。こちらの初値は公募価格を約68.9%上回りました。

12月5日に東証グロースに上場したFUNDINNOは、同社および連結子会社1社により構成され、未上場スタートアップと投資家を結ぶエクイティプラットフォーム事業を展開しています。主力サービスは、株式投資型クラウドファンディングプラットフォーム「FUNDINNO」で、同社の審査を経た投資家の登録数は5万人強で推移しています。一般投資家が1社に投資できる年間の投資額は50万円以下、企業が株式で調達できる年間の調達額は1億円未満の制限があり、インターネット経由での募集しか認められていないため、調達額が小さいアーリーステージの企業が中心となっています。同社は資金調達額に対し、初回の調達では20%、2回目以降の調達では18%の手数料を得ています。また、特定投資家と大型の資金調達を行うスタートアップをつなぐ資金調達サービス「FUNDINNO PLUS+」を2022年末から展開しています。登録する特定投資家数は、2025年7月末時点で1,470名と拡大しており、資金調達企業から調達額の15%以上の手数料を得ています。こちらの初値は公募価格を約42.4%上回りました。

3.市場別IPO社数(年初からの上場承認公表ベース)

IPOマーケットレポート(12/1~12/12)図02

4.初値騰落率(平均)の推移(直近2年間の四半期ベース)

IPOマーケットレポート(12/1~12/12)図03

以上

執筆者

あずさ監査法人
グロース・サポート事業部 古口 長一郎