メキシコ:バヒオ地区等の給与税の改定(2022年度)

2021年11月以降、メキシコの各州において2022年予算の改定に伴う給与税(Impuesto sobre Nómina)の改定が発表されています。本ニューズレターにおいては、メキシコのバヒオ地区等の各州における給与税改定の概要について解説します。

メキシコの各州において2022年予算の改定に伴う給与税の改定が発表されています。

2021年11月以降、メキシコの各州において2022年予算の改定に伴う給与税(Impuesto sobre Nómina)の改定が発表されています。本ニューズレターにおいては、メキシコのバヒオ地区等の各州における給与税改定の概要について解説します。

なお、本トピックに関連してKPMGが発行しているスペイン語版のニューズレター(Flash)も、必要に応じてご参照ください。

Flash: Impuesto sobre nóminas 2022 | Reformas en Aguasc - KPMG México (home.kpmg)
Flash: Estado de Chihuahua | Impuesto sobre nómina: inc - KPMG México (home.kpmg)
Flash: Estado de Jalisco | Impuesto sobre nóminas: incr - KPMG México (home.kpmg)
Flash: Querétaro | Incremento en la tasa del impuesto s - KPMG México (home.kpmg)

バヒオ地区等の給与税の改定(2022年度)

給与税は、従業員の給与総額に対して課される地方(州)税であり、各州によってその税率等の定めが異なります。

バヒオ地区等の各州における2022年度の税率等の改定内容は、次のとおりです。

給与税率 摘要
2022年度 2021年度 変動
アグアスカリエンテス 2.0% 2.5% 0.5ポイント減  
チワワ 4.0% 3.0% 1.0ポイント増 ※1
グアナファト 3.0% 2.3% 0.7ポイント増  
ハリスコ 2.5% 2.0% 段階的に増加 ※2
ケレタロ 3.0% 2.0% 1.0ポイント増  
サン・ルイス・ポトシ 3.0% 2.5% 0.5ポイント増  
サカテカス 3.0% 2.5% 0.5ポイント増  

※1 2022年の引上げは暫定的なものとし、23年度の給与税率は3.5%(2022年度から0.5ポイント減)に減少させる予定。
※2 2022年度にわたり、段階的に引上げを実施し、1~3月は2.125%、4~6月は2.250%、7~12月は2.500%。

本ニューズレターは以下よりPDFにてダウンロードいただけます。

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