KPMGオーストラリアが発表した、最新のサイバーセキュリティ情報です。日本でも参考になる面がありますので、ぜひご参照ください。

オーストラリア・サイバーセキュリティセンター(ACSC)が発表した「Annual Cyber Threat Report 2020-21」には、産業界や政府のリーダーに向けた、注目すべき厳しいメッセージが込められています。報告書では、現在のサイバーセキュリティ態勢の評価や、セキュリティ対策の優先順位付けに役立つ重要テーマや最新動向を紹介しています。

主な重要なポイントは以下の通りです。

  1. サイバーインシデントの発生件数は増加の一途をたどっており、企業、個人を問わずオーストラリア経済全体が多大な損失を被っている。
  2. 政府機関や重要インフラ事業者は引き続き、サイバー攻撃者に狙われている。
  3. 2020-21年のサイバー脅威のトップは「ランサムウェア」と「ビジネスメール詐欺(BEC)」であった。
  4. リモートワークなどの新型コロナ感染症(COVID-19)による新しいビジネス環境が狙われている。
  5. サプライチェーン(特にソフトウェアとサービス)がサイバー攻撃の標的となっている。
  6. ゼロデイ攻撃など公開された脆弱性(セキュリティホール)がサイバー攻撃に悪用されている。

 

全文はこちらから(英文)
Australia’s latest cyber threat report a sobering message for industry and government leaders

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