資産としてのデータ
企業の最も重要な資産であるデータの可能性を考察し、データ主導のデジタルエンタープライズへの変革プロセスについて解説します。
企業の最も重要な資産であるデータの可能性を考察し、データ主導のデジタルエンタープライズへの変革プロセスについて解説します。
Article Posted date
10 January 2020
データが新たな「金脈」であることは理解されています。しかし、膨大な投資にもかかわらず、多くの企業はデータの効果的な「採掘」と「精錬」に苦労しています。その理由は数多く存在します。例えば、データフルエンシー(データ活用能力)の欠如、縦割りで複雑なシステムアーキテクチャ、アクセス制御とポリシー、企業文化、そして全社的な相互運用性の問題などが挙げられます。
しかし、先進的な組織は、データとの関係のあり方を根本的に再構想しようとしています。結果としてITの役割にも変革が必要で、業績に大きなインパクトをもたらします。今後3~5年の間に、先進的な企業は、以下の4つの主要なデータ原則を採用し、オペレーティングモデルの中に組み込むことが予想されます。
- データに対する説明責任を全社横断で明確化する
- データフルエンシーを全社横断で戦略的な責務として定着させる
- データキュレーションをビジネス部門のコアコンピテンシーとして位置付ける
- フリクションレスなデータサプライチェーンを再構想する
本レポートでは、この4つの各領域について検討し、ITリーダーの行うべき、データ主導のデジタルエンタープライズへの変革プロセスについて考察します。
目次
- 無限の価値を持つデータの開放
- 全社データに関する説明責任の所在を明確にする
- データフルエンシーの定着は戦略的急務
- データキュレーションはビジネス部門のコアコンピテンシーへ
- 摩擦なく、かつ幅広くアクセス可能なデータサプライチェーン
- データのパワーを解放するために今実行すべきこと
本レポートの詳細は、資産としてのデータ(PDF:3,450kb)をご覧ください。