インテリジェントオートメーションと内部監査 Part3
専門知識の活用により、内部監査部門がインテリジェントオートメーションによる事業改革を促進できる理由とその方法について解説します。
専門知識の活用により、内部監査部門がインテリジェントオートメーションによる事業改革を促進できる理由とその方法について解説します。
先進的な内部監査部門は、組織が目指すプロセス変革の先導者となることができます。
リスク管理、ガバナンスおよび内部統制に関する有効性の評価と改善を主要な役割とする内部監査部門は、さまざまな業務プロセスが、組織においてどのように実行されているかをよく理解しています。この理解に基づいて重要な洞察と知見を組織に提供している内部監査部門は、効率性や有効性の低下、あるいは、リスクの増大につながる可能性がある問題が業務プロセスのどこに存在しているかについて、どの部門よりも深く理解しています。
しかし、不思議なことに、業務プロセスを変革する取組みにおいては、内部監査部門の存在がたびたび見落とされています。組織は、デジタル化が進み、革新的で、急速に変化する今日のビジネス環境に対応できるように業務プロセスを改善することを求めています。プロセスの専門家である内部監査部門は、すぐ近くに、あるいはすぐにコンタクトが取れるところにいるにもかかわらず、プロセスの重要な変更に関する議論や意思決定には加えられていないことがあるのです。
内部監査部門が関与することによって、インテリジェントオートメーションの活用をはじめとするプロセス変革に成功する可能性が高まります。
本レポートでは、プロセスとインテリジェントオートメーションに関する専門的な知識を活用することによって、内部監査部門が、プロセス変革がもたらす価値をどのようにして高めることができるかについて解説します。
Part.3 スマートなプロセスを実現するための内部監査部門の役割
- インテリジェントオートメーション計画に必須の役割
- インテリジェントオートメーションとは何か、なぜ必要か
- 相性のよさ
- インテリジェントオートメーションに適した業務の特定
- インテリジェントオートメーションの導入
- インテリジェントオートメーションの導入に伴うリスクの低減
- 自動化されたプロセスにおける統制の自動化
- 内部監査部門の有効活用
- KPMGの支援サービス
詳細はPart.3 スマートなプロセスを実現するための内部監査部門の役割(PDF:921kb)をご覧ください。