インドネシアのM&A環境と成功に向けた要諦

【会場開催】2024年8月5日(月)14:30-16:00

【会場開催】2024年8月5日(月)14:30-16:00

この度、KPMG FASでは、標題のセミナーを開催することになりましたので、ご案内いたします。

インドネシアは、若い平均年齢(約29歳)と増加する人口(2020年時点で2億7,000万人以上)を背景に、ASEANの中でも高い経済成長率を記録しており、製造拠点としても、消費市場としてもこれまでも多くの日系企業が進出してきました。

2020年に新たに制定されたオムニバス法により、インドネシア国内における企業のライセンスや投資要件に関する複数の規制が合理化・一元化され、また外資の投資についても緩和がなされ、投資環境が改善されつつ、コロナ禍以降減退していた日系企業のインドネシアへの投資意欲も回復しつつあります。

そこで、本セミナーでは、インドネシア共和国投資省/BKPM日本事務所所長のモハマド・リファナ氏をゲスト講師として招き、インドネシアの経済政策・外資誘致政策をご説明いただいた上で、インドネシアおよびシンガポール駐在経験を有し、クロスボーダー案件の支援に従事してきたKPMG FASのプロフェッショナルがM&A動向やポイント、投資後の課題とガバナンス確保に向けたポイントについて解説します。

また、西村あさひ法律事務所 我妻 由香莉弁護士もゲスト講師として、法務面からインドネシアでのM&Aにおけるポイントを解説します。

なお、セミナー終了後は、同じ会場で名刺交換会(ネットワーキング)を開催いたします。気軽にご質問やご意見を頂くなど、皆様とリラックスした雰囲気の中で相互の親睦を図る場とできればと考えております。

是非、お申し込みくださいますようお願い申し上げます。

開催概要

開催日:2024年8月5日(月)

受付:14:00-14:30

セミナー:14:30-16:00

名刺交換会(ネットワーキング):16:00-16:30

会場:大手町フィナンシャルシティカンファレンスセンター ホール1
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-7 大手町フィナンシャルシティサウスタワー3F
https://www.dbj-r.jp/conferencecenter/services/

参加費:無料

定員:70名様 ※定員となり次第締切とさせていただきますのであらかじめご了承ください。

対象:インドネシアへの投資・M&Aに関心を有する、または進出済みの企業の取締役(CEO、CSO、CFO)、

   経営企画、事業/営業部、経理、グローバルビジネス推進、管理部門の皆様

主催:株式会社 KPMG FAS

プログラム

開会のご挨拶(5分) 株式会社 KPMG FAS 代表取締役パートナー 澄川 徹


「インドネシアの経済政策・外資誘致政策」(15分)
インドネシア共和国投資省/BKPM日本事務所 所長 モハマド・リファナ氏
オムニバス法以降、外資規制が緩和されるインドネシアの投資環境について、主に経済政策や外資誘致に向けた政府の取組みについて解説します。
※本セッションは、日本語逐次通訳がつきます。

「インドネシアにおけるM&A動向・M&Aを実行する上でのポイント」(25分)
株式会社 KPMG FAS 執行役員パートナー/ASEAN地域統括 浜崎 孝司
シンガポールに駐在し、東南アジア地域における日系企業のクロスボーダーM&Aを数多く支援してきた講師が、インドネシアの投資動向・M&Aの特徴について紹介し、M&Aプロセスを進める上で抑えておくべきポイントについて解説します。

「インドネシア企業のM&Aにおける法務面のポイント」(20分)
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 弁護士 我妻 由香莉 氏
インドネシア企業のM&Aに際しては、各種規制の確認、M&Aや資金調達のための各種契約書の締結、法務デューデリジェンスなど、多様な法務課題をクリアしなければなりません。インドネシア駐在経験を有し、クロスボーダー法務に数多く対応してきた講師が、これらの法務面からみたポイントを解説します。

「買収後に直面する課題とその対応策」(25分)
株式会社 KPMG FAS ディレクター 蓑和 秀夫
インドネシア駐在経験を有する講師が、当地で目にした買収完了後の統合作業・ガバナンス構築フェーズで発生した課題の具体例を紹介しつつ、それらの発生原因・発生構造を考察します。M&Aの成功に向けて、デューデリジェンスを含むM&Aプロセスで必要となる施策のみならず、グローバル経営管理という観点でも、再考すべき点や取組みについて事例を交えながら、解説します。

名刺交換会(ネットワーキング)(30分)

お問合せ

KPMG FAS マーケティング部

E-mail: fasmktg@jp.kpmg.com

お問合せ窓口

講師略歴

浜崎 孝司(はまさき こうじ)
株式会社 KPMG FAS 執行役員パートナー/ASEAN地域統括
ASEAN地域統括日系証券会社・外資系投資銀行を経て、2009年にKPMG FASのコーポレートファイナンス部門に参画。国内外のM&A、新規投資、JV設立・解消、組織再編などの財務アドバイザリー業務に従事する。2012年から2021年までKPMGシンガポールに在籍し、日本企業の東南アジア、オセアニア、インド地域のM&A案件を数多く成功に導く。KPMG参画以前は、M&Aや資金調達を含むキャピタルマーケッツ関連業務に従事。

蓑和 秀夫(みのわ ひでお)
株式会社 KPMG FAS ディレクター
15年以上に亘って、製造業・消費財・小売・金融・不動産・建設分野を中心にクライアント企業と共に、グローバル経営管理、ガバナンス改革、M&A・PMI、既存事業変革、新規事業開発、組織風土改革などの経営テーマに対してプロジェクトを推進。 2017年~2021年インドネシア・ジャカルタ、2021年~2023年シンガポールと通算7年間の海外駐在経験を有し、グローバルでの経営管理体制の見直しやガバナンス領域でのデジタルの活用などを得意とする。

informative image