ReVisionモビリティサミット2023  「多様なモビリティと街づくり、その未来のあり方をデザインする -ビジネスモデルとしての持続可能性を視野に -」

【終了しました】【協賛講演】2023年3月9日(木)9:30~18:30

【終了しました】【協賛講演】2023年3月9日(木)9:30~18:30

KPMGが協賛する本イベントでは、少子高齢化や脱炭素などの社会課題に向き合うなかで、人々が求める未来のモビリティや暮らしやすい街の在り方、また新しいテクノロジーを用いた持続可能なビジネスモデルの構築について、産官学のさまざまな登壇者とともに考察します。

モビリティは今、多様で複雑な問題に直面しています。少子高齢化が進む地方や都市部の渋滞、脱炭素化など対応すべき課題が山積する一方で、自動運転、AIデマンド交通、小型モビリティ、EV、豊富な移動データなど、使用できる技術的な選択肢は大きく広がっています。今こそ、モビリティの収益モデルを考えるとともに、より大きな視点から移動とまちづくり全体を捉え直し、デザインすべきではないでしょうか。

ReVisionモビリティサミット2023は、モビリティにおける多様な選択肢と課題を掘り下げながら、未来へ向けたモビリティとまちのあり方を考えます。このサミットでは新たな変化に向き合うモビリティ事業者や自動車メーカー、部品メーカー、テクノロジーサプライヤー、コンサルティング企業、行政機関、研究機関などで戦略策定やビジネスディベロップメント、技術開発などをリードする担当者に、最新の情報交流・人的交流の機会を提供します。

開催概要

開催日時:2023年3月9日(木)9:30~18:30
主催:ReVision Auto&Mobility(株式会社InBridges運営)
協賛:KPMGジャパン、PTVグループジャパン
形式:来場(ベルサール九段 )、オンライン配信
  ※事前登録いただければ、後日期間限定でアーカイブ視聴できます。
受講料:有料
申込方法:以下リンク(ReVision Auto&Mobility ウェブサイト)よりお申し込みください。
対象:CASEに携わる企業や組織で戦略策定・企画・技術開発・調査研究・ビジネスディベロップメント・
   アライアンスなどを担当する方々

お申し込みは終了しました

プログラム

午前セッション:まちと人の移動、その未来のあり方をデザインする
午後セッション:多様なモビリティと持続可能な収益モデルをデザインする

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● 9:30~9:35
ReVision Auto&Mobility挨拶

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● 9:35~10:00  講演
「これからのモビリティと街のリ・デザインのためのイノベーションについて考える」

自動運転など新たなモビリティや公共交通の在り方などを視野に入れた街づくりや、欧米や国内の最新動向を紹介し、技術・暮らし・移動を融合させた街づくり・モビリティへのアプローチを示す
倉田 剛
KPMGモビリティ研究所
KPMGジャパン 運輸・物流・ホテル・観光セクターリーダー
KPMGコンサルティング株式会社 ビジネスイノベーションユニット プリンシパル

● 10:00~10:25 講演
「欧州における、人と多様なモビリティと住みやすい空間を調和させたまちづくりビジョンから学ぶ」

欧州の都市では、歩行者や公共交通、小型モビリティなどを組み合わせ、その街に合った交通や街の未来像をどう描いているのか。フランスのパリやナント、ラロシェルなど大・小都市のコンセプトや現在進行形の取組みから学ぶ
三重野 真代 氏
東京大学
公共政策大学院交通・観光政策研究ユニット特任准教授/
一般財団法人運輸総合研究所
客員研究員

● 10:25~10:50 講演
「多様な知能化モビリティを活用した移動と暮らしの進化」

少子高齢化、カーボンニュートラルなどのさまざま社会課題に対応するため、人々の移動と暮らしは100年に一度の大変革をもとめられている。その中、Hondaは4輪車で培った自動化技術と安全技術をAIなどの知能化技術を融合させた協調人工知能CI(Cooperative Intellignece)による多様な知能化モビリティの研究、および、それらを用いたまちづくりの可能性を模索している。本講演ではその新たな取り組みについて紹介する
安井 裕司 氏
株式会社本田技術研究所
先進技術研究所 知能化領域
エグゼクティブチーフエンジニア

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● 10:50~11:10
コーヒーブレイク および参加者交流

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● 11:10~11:35 講演
「地域や都市の脱炭素化に向けた、人やクルマの移動データの活用可能性」

スマホアプリなどを経由して蓄積される個人の移動ログを交通手段(徒歩、車、電車など)に変換するとともに、町の人流を見える化し、脱炭素まちづくりに向けた政策立案への活用可能性について事例紹介(富山市、加古川市)を行う
黒部 一隆 氏
環境省
環境再生・資源循環局 総務課 政策企画官/
移動データを活用した脱炭素まちづくりタスクフォース リーダー

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● 11:35~12:25 パネルディスカッション
「多様なモビリティと街づくり、その未来のあり方をデザインするには」

さまざまな地域で、その街に合ったモビリティと未来の姿を生み出し、ビジョンを共有するには、どのような方法論や取組みが有効なのか、議論する

(モデレーター)
倉田 剛
KPMGモビリティ研究所
KPMGジャパン 運輸・物流・ホテル・観光セクターリーダー
KPMGコンサルティング株式会社 ビジネスイノベーションユニット プリンシパル

三重野 真代 氏
東京大学
公共政策大学院交通・観光政策研究ユニット 特任准教授/
一般財団法人運輸総合研究所
客員研究員

安井 裕司 氏
株式会社本田技術研究所
先進技術研究所 知能化領域
エグゼクティブチーフエンジニア

黒部 一隆 氏
環境省
環境再生・資源循環局 総務課 政策企画官/
移動データを活用した脱炭素まちづくりタスクフォース リーダー

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● 12:25~13:30
ランチブレイク および参加者交流

※会場参加者にはお弁当をお出しし、交流スペースでコーヒーなどを提供いたします

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● 13:30~13:55 講演
「鉄道会社の取組みから学ぶ:MaaSと多様な移動手段が地域にもたらす価値とは」

鉄道の大規模輸送の強みと、地域における多様なモビリティの連動は価値と魅力をどう高めるのか。MaaSアプリやDXなど様々な実証実験から見えてくる、未来のモビリティの姿を考える
西村 潤也 氏
小田急電鉄株式会社
経営戦略部 次世代モビリティチーム
統括リーダー

● 13:55~14:20 講演
「AIオンデマンド交通の現在地からえがく、豊かで利便性の高い地域のあり方」

進化するAIオンデマンドバスは、住民のどのような課題を解決し、地域に何をもたらすのか。「MyRideのるる」など最新の取組み事例を紹介しつつ、豊かな地域社会に必要なモビリティのあり方とそのビジネスモデルを探る
浅井 康太 氏
株式会社みちのりホールディングス
ディレクター

● 14:20~14:45 講演
「移動データと交通工学モデルを活用したモビリティサービス計画の必要性」

移動観測データと交通工学モデルを活用することで、ライドシェアリングなど新モビリティサービスの展開や、既存鉄道・バス運行パターンの見直し等、各種交通施策シナリオの効果や影響を数値に基づいて分析し代替案の最適化を図ることが可能となっている。限られた財源・資産を最大限に活用し、交通インフラ投資効果をどう引き出すべきか、その手法の一例について、海外の事例紹介も交えながら紹介する
宮﨑 純一 氏
株式会社PTVグループジャパン
ITSソリューション部
マネージャー

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● 14:45~15:10
コーヒーブレイク および参加者交流

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● 15:10~15:35 講演
「地域の脱炭素化と利便性向上へ、EV・エネルギー・地域社会の連携を図る」

EVを活用したエネルギーマネジメントやカーシェア、地域社会と連動したサービスなど福島県浪江町での取組み事例を中心に、今後の事業化ビジョンも含め、将来の脱炭素化と利便性の高い社会のあり方を提示する
池添 圭吾 氏
日産自動車株式会社
総合研究所 EVシステム研究所
主管研究員

● 15:35~16:00 講演
「モビリティビジネスを進める上での自動運転やMaaSの法的課題を探る」

2023年4月からの自動運転レベル4解禁により、各地域で無人自動運転移動サービスなどのモビリティサービス導入が見込まれる中で、サービスインに必要な許可、安全基準や事故時の責任など、ビジネスを進める上で踏まえておくべき点を整理・概説する
佐藤 典仁 氏
森・濱田松本法律事務所
パートナー弁護士
(オンライン講演)

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● 16:00~17:00 パネルディスカッション
「持続可能なモビリティ社会を築くため、収益モデルをどうデザインすべきか」

運賃・会費収入や地元店舗への送客、広告モデル、不動産価値向上、自治体からの支援など、住民の利便性と共に、各地域に合った収益モデルをどのようにデザインすべきか考える

(モデレーター)
井口 耕一
KPMGモビリティ研究所
KPMGジャパン グローバルストラテジーグループ統括パートナー
株式会社 KPMG FAS 執行役員 パートナー 自動車セクターリーダー

西村 潤也 氏
小田急電鉄株式会社
経営戦略部 次世代モビリティチーム
統括リーダー

浅井 康太 氏
株式会社みちのりホールディングス
ディレクター

宮﨑 純一 氏
株式会社PTVグループジャパン
ITSソリューション部
マネージャー

池添 圭吾 氏
日産自動車株式会社
総合研究所 EVシステム研究所
主管研究員

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● 17:00~18:30
ネットワーキングパーティ・懇親会・名刺交換

※アルコールやソフトドリンク、軽食を提供いたします

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※タイムテーブルおよび講演内容等は変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
※自然災害等が発生した場合には開催を延期または中止する場合がございます。

本イベントに関するお問合せ

ReVision Auto&Mobility
運営会社 株式会社InBridges
Email:info@rev-m.com
TEL:03-6403-3835


■その他お問合せ
KPMGモビリティ研究所
E-mail:mobility-inst@jp.kpmg.com

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