3月4日から11日、第13期全国政治協商会議および第13期全人代第5回会議(以下「両会」)が北京で開催され、「安定」が両会におけるキーワードとなりました。今年は中国共産党第20回全国代表大会が開催され、党と国の事業発展にとって非常に重要な一年であり、これを背景に安定した成長が特別な意味を持つこととなります。今年の両会における「政府活動報告」(以下「報告」)では、安定を前面に掲げ、安定を保ちつつ前進し、マクロ政策の実施を強化し、経済全体の安定を図ることを強調しています。今年の両会では、安定した成長に加え、科学技術のイノベーション、グリーン・低炭素、地域の協調的な発展、ハイレベルな対外開放の推進などの構造的な問題にも焦点を当てました。