サイバーセキュリティ法、データセキュリティ法に続き、中国では「中華人民共和国 個人情報保護法(Personal Information Protection Law of the People’s Republic of China)」(以下、PIPL)が先駆けて制定され、2021年8月20日に第13期全国人民代表大会常務委員会第30回会議で議決され、2021年11月1日に施行されることになりました。PIPLは、中国における個人情報保護の基礎となり、個人情報の権利と利益を保証するものです。

承認されたPIPLは、個人情報処理の法的根拠、個人情報処理者の保護義務、個人情報の国境を越えた移転、法的責任などが更新され、個人情報処理者の義務と法的責任がさらに定義されています。中国初の個人情報保護に関する具体的な法律として、PIPLの発効は、組織や個人の様々な個人情報処理活動に大きな影響を与えることは間違いありません。