あずさ監査法人、最先端AIを実装したリース契約書読込ツール「KLAS」による新リース会計適用支援サービスを開始
60項目に及ぶ契約情報デジタイゼーションを高精度に実現
60項目に及ぶ契約情報デジタイゼーションを高精度に実現
有限責任 あずさ監査法人(東京都新宿区、理事長:山田 裕行)は、リース契約書の自動読込AI-OCRツールである「KLAS」(KPMG Lease Abstraction Solution、クラス)を開発し、昨年よりサービス提供していますが、今般、「KLAS」の全機能に最先端AIを実装し、読み取り精度が大幅に向上しました。60項目に及ぶ契約情報を即時かつ正確に抽出することが可能となっています。
新リース会計基準は、2027年4月1日以降開始する事業年度からの適用が求められています。現状資産計上していないリース物件のオンバランス化が必要となるため、多くの賃貸契約を有する企業の経理部門において、契約管理や会計処理の業務負荷の増加が想定されます。こうした状況を踏まえて、当法人は、負荷軽減を図るために、AI-OCRによる賃貸借契約書のテキスト化と、生成AIによる新リース会計基準適用に必要な項目の自動抽出を可能とする「KLAS」を開発しました。
今回の最先端AI搭載により、多様で複雑な契約書について、文章構造を解析して指定した項目の情報を高精度で抽出し、デジタル・データ化することが可能となりました。
あずさ監査法人は、会計基準・経理実務の専門家としての豊富な知見に強化された「KLAS」の機能を組み合わせて、クライアントの新リース会計基準の円滑な適用を支援していきます。
なお、TIS株式会社とのアライアンスによりKLASの機能をSaaS(Software as a Service)として利用できる 「KLAS SaaS」 も、サービスの提供を開始します。
あずさ監査法人について
有限責任 あずさ監査法人は、全国主要都市に約7,000名の人員を擁し、監査証明業務をはじめ、財務会計アドバイザリー、内部統制アドバイザリー、ESGアドバイザリー、規制対応アドバイザリー、IT関連アドバイザリー、デジタル・データ関連アドバイザリー、スタートアップ関連アドバイザリーなどの非監査証明業務を提供しています。
金融、テレコム・メディア、テクノロジー、パブリック、消費財・小売、ライフサイエンス、自動車等、産業・業種(セクター)ごとに組織された監査事業部による業界特有のニーズに対応した専門性の高いサービスを提供する体制を有するとともに、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、142の国と地域に拡がるネットワークを通じ、グローバルな視点からクライアントを支援しています。