KPMGコンサルティングと慶應義塾大学、スタートアップとビジネスイノベーションについて体系的に学ぶ寄附講座を昨年に続き開講

最新のテクノロジーの動向からアカウンティングやファイナンス、法律など、起業に必要な知識を体系的に学ぶ寄附講座を昨年に続き開講します。

最新のテクノロジーの動向からアカウンティングやファイナンス、法律など、起業に必要な知識を体系的に学ぶ寄附講座を昨年に続き開講します。

KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング)と慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長:伊藤 公平)は、2023年4月7日(金)から慶應義塾大学三田キャンパスにおいて、最新のテクノロジーの動向からアカウンティングやファイナンス、法律など、起業に必要な知識を体系的に学ぶ寄附講座「スタートアップとビジネスイノベーション」を昨年に続き開講します。

日本政府では、スタートアップを「社会的課題を成長のエンジンへと転換して持続可能な経済社会を実現する、新しい資本主義の考え方を体現するもの」と位置付け、さまざまな支援を継続して行っています。しかしながら、海外において米国を中心にさまざまなスタートアップが誕生している一方で、国内においては大学発のスタートアップをはじめとした若手の起業家の増加は見られるものの、世界と比較して少ないと言われています。

このような背景から、KPMGコンサルティングと慶應義塾大学は、社会課題と最新テクノロジーの視点からイノベーションが求められる背景や実現に向けた仕組み、起業には必要な知識ではありながら日本の教育カリキュラムの中では学ぶ機会の少ないアカウンティングやファイナンス、法律など起業に必要な基礎知識を体系的に学ぶ「スタートアップとビジネスイノベーション」講座を2022年4月から開設しました。2022年度において定員を上回る応募があり、受講者アンケートでも高い満足度だったことから2年連続での開講を決定しました。

本講座では、KPMGコンサルティングのビジネスイノベーションユニットに所属するプロフェッショナルを中心に、KPMGの国内メンバーファームや外部の起業家などを講師に招き、受講者アンケートでも要望の高かった最新のテクノロジーの動向や、それらを活かして起業した国内外の事例のほか、起業の際の留意点などについて、実例を交えながらの講義を行います。なお、本講座は慶應義塾大学経済学部での開講となりますが、より幅広い学生が身に着けるべき領域と位置づけ、他学部・他研究科の学生も受講可能としています。

また、本年度より通常の座学講座に加え、希望者を募りKPMGコンサルティングが実際にリードしている、さまざまな社会課題解決プロジェクトなどにメンバーとして参加できるプログラムも検討しています。KPMGコンサルティングと慶應義塾大学は、本取組みを通じて、世界を代表するような若手のスタートアップ人材輩出に貢献することを目指します。

【寄附講座概要】

講座名 スタートアップとビジネスイノベーション
主なテーマ(予定) フィンテック、AI・ミックストリアリティ、地方創生・スマートシティ、宇宙ビジネス、eスポーツ・スポーツ等におけるイノベーション、スタートアップにおける税務やIPOに関する基礎知識など
開講期間 2023年度春学期・秋学期 全27回
開講場所 慶應義塾大学三田キャンパス(東京都港区)
担当教員 中妻 照雄(経済学部教授)、鳥谷部 智規(経済学部助教(有期))
対象学生 慶應義塾大学生 約500名(予定)

慶應義塾について

慶應義塾は1858年、福澤諭吉が江戸に開いた蘭学塾から始まりました。創立から160年を超え、現在は小学校から大学・大学院までを擁する、日本で最も長い歴史を持つ総合学塾として幾多の人材を輩出しています。学問、とくに「実学」の重要性を説いた福澤の志と理念を受け継ぎ、教育、研究、医療を通じた社会へのさらなる貢献を目指します。

KPMGコンサルティングについて

KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの3分野から企業を支援するコンサルティングファームです。戦略策定、組織・人事マネジメント、デジタルトランスフォーメーション、ガバナンス、リスクマネジメントなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクターなどのインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。

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