あずさ監査法人Digital Innovation部を設立
あずさ監査法人は、次世代監査技術研究室の体制を拡充し、7月1日より新たに「Digital Innovation部」を設立しました。
あずさ監査法人は、次世代監査技術研究室の体制を拡充し、7月1日より新たに「Digital Innovation部」を設立しました。
有限責任 あずさ監査法人(所在地:東京都新宿区、理事長:高波博之)は、先進のデジタル技術を活用し、社会の期待に応える監査を実現していくために、これまでの次世代監査技術研究室の体制を拡充し、7月1日より新たに「Digital Innovation部」を設立しました。
AIやデジタル技術の進歩に伴い、不正発見や精査に近い監査への注目も高まり、会計監査に対する期待が拡大しています。また、企業のグローバル化が一層進展する中、不正・コンプライアンスへの社会からの注目度も高まっています。Digital Innovation部では、監査のデジタル化を以下3つの視点(3C)で集中的に発展させ、社会・クライアントに対してインサイト(付加価値のある洞察や知見)を提供していきます(3C x Insights※)。
- 精査的な手法を用いる「網羅的監査」(Comprehensive Audit)
- データの一元管理に対応した「一元的監査」(Centralized Audit)
- リアルタイムに会社データをチェックする「リアルタイム監査」(Continuous Audit)
Digital Innovation部では、社会のデジタルニーズに対応する新しいソリューションの開発、AIを活用した監査、監査手続の高度化、効率化等を推進しています。デジタルへの対応力強化を図るため、法人内のプロフェッショナル全員に対してデジタルリテラシーの研修内容を拡大するとともに、毎年1,000名超を対象としてデータ分析やデータベース等に関する集中プログラムを実施し、現場における監査業務のデジタル化を推進していきます。また、さらなる発展を目指し、データサイエンティストおよびIT監査スキルを持つ多様な人材の採用を進めてまいります。
また、当法人の100%子会社であり、クライアントのデジタル変革やイノベーションを創発支援する株式会社KPMG Ignition Tokyo (代表取締役社長兼CEO:茶谷公之)と連携を図りながら、AI等最先端技術を監査業務へ取り込んでいきます。
※3C x Insights …Comprehensive Audit(網羅的監査)、Centralized Audit(一元的監査)、Continuous Audit(リアルタイム監査)にInsightsを加えたより高度なデジタル監査を意味する造語
概要
名称 | 有限責任 あずさ監査法人 Digital Innovation部 |
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設立日 | 2019年7月1日 |
代表者 | 部長:丸田 健太郎(まるた けんたろう) 副部長:坂寄 圭(さかより けい) |
人員数 | 約200名(2019年7月1日時点、兼務含む) |
Digital Innovation部が志向する監査
あずさ監査法人について
有限責任 あずさ監査法人は、全国主要都市に約6,000名の人員を擁し、監査や各種証明業務をはじめ、財務関連アドバイザリーサービス、株式上場支援などを提供しています。 金融、情報・通信・メディア、製造、官公庁など、業界特有のニーズに対応した専門性の高いサービスを提供する体制を有するとともに、4大国際会計事務所のひとつであるKPMGインターナショナルのメンバーファームとして、153ヵ国に拡がるネットワークを通じ、グローバルな視点からクライアントを支援しています。