BCTIが不平等の取組みに関するフラッグシップレポートの日本語訳を公表
WBSCDが立ち上げた不平等に取り組むイニシアティブであるBCTIは、2023年5月に発表した報告書“Tackling Inequality: An agenda for business action”の日本語訳を公表しました。不平等の解消に向けて企業が起こすべき10のアクションを紹介しています。
不平等に取り組むイニシアティブであるBCTIが、“Tackling Inequality: An agenda for business action”の日本語訳を公表しました。
持続可能な開発のための世界経済人会議(World Business Council for Sustainable Development、以下「WBSCD」)が、2021年7月に立ち上げた不平等に取り組むイニシアティブであるThe Business Commission to Tackle Inequality(BCTI)は、2023年5月に発表した報告書“Tackling Inequality: An agenda for business action”の日本語訳を公表しました。本報告書では、不平等の解消に向けて企業が起こすべき10のアクションを、実際の取り組み事例を交えて紹介する等、企業に対して不平等の解消に向けた行動を促しています。
なお、本報告書の日本語訳の作成は、有限責任 あずさ監査法人が担当しました。
KPMGサステナブルバリューサービス・ジャパン 代表、有限責任 あずさ監査法人 専務理事 田中 弘隆コメント
この度、KPMGジャパンは、WBCSDの下部組織であるBCTIが発行した不平等の是正に関するレポートの日本語翻訳に携わる機会をいただきました。気候変動、技術の進化、紛争、感染症などにより、不平等は人類にとっての課題にとどまらず、ビジネスのシステムリスクにもなっています。私たちは、本レポートの日本語版が、日本企業が強靭なビジネスモデルを構築し、長期的な成長と社会からの信頼獲得を実現する一助となることを願っています。
執筆者
KPMGサステナブルバリューサービス・ジャパン
有限責任 あずさ監査法人