サステナブルバリュー インサイトシリーズ サステナビリティ開示基準の動向 欧州CSRD編

ライブ配信:2022年8月30日(火)16:00~17:30/オンデマンド配信:2022年9月14日~

ライブ配信:2022年8月30日(火)16:00~17:30/オンデマンド配信:2022年9月14日~

KPMGは、主要なサステナビリティ開示基準の動向を解説するとともに、これらの動向を俯瞰したうえで、「企業としてどう対処すべきか」のヒントについてシリーズで議論してまいります。第二弾となる今回は、欧州委員会による企業のサステナビリティ報告に関する指令(CSRD)を巡る動向について解説します。

サステナビリティに関する開示基準の開発・整理が、グローバルレベルで急速に進んでいます。具体的には、昨年4月に公表された欧州委員会のCSRD(案)に続き、2022年3月に米国SECによる気候関連の開示規則案、ISSB審議会による公開草案が続けて公表されています。日本においても、2022年6月13日に、金融審議会のディスクロージャーワーキンググループによる提言が公表されており、今後、有価証券報告書においてサステナビリティ情報の開示を拡充していくことが要請されます。
企業は、これらの動向を俯瞰し、開示要請への対応としてだけでなく、ビジネス上のリスクや機会を適切にコミュニケーションするためのツールとして開示を活用する視点が必要となってきます。
そこで、KPMGは、これらの動向を解説するとともに、「企業はどう対処すべきか」のヒントについてシリーズ企画として議論してまいります。第二弾となる今回は、欧州委員会による企業のサステナビリティ報告に関する指令(CSRD)を巡る動向について解説します。
CSRDへの対応は、欧州に現地法人を有する多くの日本企業においても重要な課題となることが想定されます。このため、本セッションでは、在欧日系ビジネス協議会でCSR委員会委員を務めておられる枡田 優子氏をお招きし、実務的な課題や必要な対応について議論を深めてまいります。
 

開催概要

開催日時:2022年8月30日(火)16:00~17:30 ZOOMによるライブ配信
   ※後日オンデマンド動画を KPMG Japan Insight Plus に掲載予定です。
視聴方法:事前申込が必要です。以下のリンクよりお申し込みください。
定員:500名
   ※定員に達し次第、締め切りとさせていただきます。あらかじめご了承ください。
受講料:無料
対象:主に企業報告に係る執行役員・実務責任者様・担当者様
   ※コンサルティング関連の方の参加はご遠慮ください。
主催:KPMGジャパン
 

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プログラム

1. 開会のご挨拶
KPMGサステナブルバリューサービス・ジャパン 代表 有限責任 あずさ監査法人 専務理事
武久 善栄

2. 欧州委員会による企業のサステナビリティ報告に関する指令(CSRD)案および欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)による開示基準案の概要
KPMGサステナブルバリューサービス・ジャパン 有限責任 あずさ監査法人 パートナー
関口 智和
KPMGサステナブルバリューサービス・ジャパン 有限責任 あずさ監査法人 パートナー
倉持 亘一郎

3. 日本企業の対応状況(本社、現地法人それぞれの視点から)および質疑応答
在欧日系ビジネス協議会(JBCE) ポリシーマネージャー
枡田 優子氏
KPMGサステナブルバリューサービス・ジャパン 有限責任 あずさ監査法人 パートナー
関口 智和
KPMGサステナブルバリューサービス・ジャパン 有限責任 あずさ監査法人 パートナー
倉持 亘一郎

(モデレーター)
KPMGサステナブルバリューサービス・ジャパン 有限責任 あずさ監査法人 パートナー
芝坂 佳子

講師略歴

在欧日系ビジネス協議会(JBCE) ポリシーマネージャー
枡田 優子 (ますだ ゆうこ) 氏

ダイキン工業株式会社より、ブリュッセルに拠点を有する在欧日系ビジネス協議会(JBCE)に駐在。CSR委員会担当事務局として、EUタクソノミー、サステナビリティ情報開示、人権・環境デューデリジェンス義務化を中心としたコーポレートサステナビリティに関するEU政策動向をフォロー。各政策に対する日系企業のポジション策定及び政策立案者へのロビイング活動に取り組んでいる。

KPMGサステナブルバリューサービス・ジャパン 有限責任 あずさ監査法人 パートナー
関口 智和 (せきぐち ともかず)

金融庁で証券監督者国際機構(IOSCO)の業務等を通じて国内外の会計・監査制度の策定に関与した。また、企業会計基準委員会(ASBJ)で研究員及び常勤委員として会計基準の開発に、国際監査・保証基準審議会(IAASB)でボードメンバーとして国際的な監査基準の開発に従事した。現在、金融機関に対する監査・アドバイザリー業務のほか、開示高度化推進部長/サステナビリティ報告保証統轄として企業情報の開示の充実に取り組んでいる。

KPMGサステナブルバリューサービス・ジャパン 有限責任 あずさ監査法人 パートナー
倉持 亘一郎 (くらもち こういちろう)

あずさ監査法人、KPMG米国 シリコンバレー事務所、金融庁 企業開示課 国際会計調整室を経て、2013年から2017年まで国際会計基準審議会(IASB審議会)のロンドンオフィスにて基本財務諸表プロジェクト等に従事。2017年からあずさ監査法人 品質管理本部会計プラクティス部IFRSアドバイザリー室長としてIFRS®基準関連業務に従事するほか、開示高度化推進部においてサステナビリティ報告関連業務、大手製造業の監査業務等に従事している。

KPMGサステナブルバリューサービス・ジャパン 有限責任 あずさ監査法人 パートナー
芝坂 佳子 (しばさか よしこ)

東京エレクトロン株式会社を経て、アーサーアンダーセン(現 有限責任 あずさ監査法人)入所。その後、ビジネスコンサルティング部門に異動しナレッジマネジメントの実践・推進や各種プロジェクトに従事。現在は、KPMGサステナブルバリューサービス・ジャパンのメンバーとして、サステナブルな社会と長期的な企業価値の実現にむけた企業経営上の課題、特にビジネスレポーティングやコミュニケーションに関わる調査研究、提言等を行っている。

※内容および講師等は変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
※自然災害等が発生した場合には開催を延期または中止する場合がございます。
 

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