KPMGフォーラム‐SX × DX‐
開催概要
昨今、「グリーンリカバリー」が提唱されるなど、「サステナビリティ経営」はもはや避けられない世界的な喫緊の課題となり、また、効率化や生産性向上のためだけでなく、コロナ禍でいまやデジタル化は火急の状態です。現在はまさにこれらが達成された未来に向かう過渡期、いわゆる「トランスフォーメーション」の時代にあります。一方、企業はその現状を理解しつつも、いまだ多くの課題を抱えていることが想像されます。本フォーラムでは、「SX × DX(サステナビリティ・トランスフォーメンション×デジタル・トランスフォーメンション)」をテーマに、目まぐるしく変化するこの困難な時代をチャンスと捉え、企業が新たなる成長を模索し、より大きく飛躍するために求められる取組みや最新情報について、先日閉幕しましたCOP26における成果や課題を織り込みながら解説します。
配信期間 | 2021年12月20日(月)~2022年1月14日(金)17:00 |
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形式 | オンライン開催(オンデマンド配信) |
プログラム
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・基調講演
変革の時~グローバルの課題解決に貢献する企業のサステナビリティ情報開示のこれから~(約50分 ※解説含む) ・Session 1 Transformation
脱炭素ガバナンスとDX(約30分) ・Session 2 Reporting
SX時代における取締役の責務と役割(約30分)サステナビリティ報告に関する課題と対応(約30分) |
申込期限 | 1月12日(水)17:00 ※ご好評につき申込期間を延長しました。 |
参加費 |
無料(事前登録制) |
主催 | KPMGジャパン |
お問い合わせ先 | KPMGフォーラム事務局 kpmg-forum@withus-inc.co.jp 03-5877-4890 (土・日・祝日を除く平日10:00~18:00) |
- お申込み手順
- よくあるご質問(FAQ)
- ご視聴セッションは自由にお選びいただけます。また、視聴期間内であれば同じセッションを何度でもご覧いただけます。
基調講演
変革の時
~グローバルの課題解決に貢献する企業のサステナビリティ情報開示のこれから~
気候変動、自然破壊、富の偏在や不公平などの社会的課題が、グローバルレベルでますます深刻な経済課題となる中、求められているのは経営者のリーダーシップのもと、企業が変革の担い手となることです。持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)は、2021年3月に「ビジョン2050:大変革の時」の改訂版を公表し、持続可能な社会の実現に向けて企業が起こすべき行動に関するフレームワークを示しました。サステナビリティに関わる取組みは、企業の存在意義、そして、中長期的な価値の実現に直接結びつくものです。
本講演では、WBCSDのCEOであるPeter Bakker氏に「ビジョン2050」についてご紹介いただくとともに、日本企業特有の文化や風土をどのように活かしていくべきかについて解説します。
Peter Bakker 氏 President and CEO of World Business Council for Sustainable Development (WBCSD)
- 2011年まで国際物流企業であるTNT NVのCFO、CEOを歴任後、2012年から持続可能な開発を目指す企業のCEO連合体であり、スイス、ジュネーブに本部を置くWBCSDの現職に就任。
- 2009年に「Clinton Global Citizen Award」、2010年に「Sustainability Leadership Award」を受賞しており、またビジネスにおけるサステナビリティ課題への長年の功績が認められ、2018年に「オランダ王国オラニエ・ナッソー(Orange-Nassau)勲章」を叙勲している。
解説
森 俊哉 KPMGジャパン チェアマン/有限責任 あずさ監査法人 理事長
- 1986年港監査法人(現・あずさ監査法人)入所。1990~1993年米国KPMG に赴任。1995年センチュリー監査法人社員就任。2004年あずさ監査法人代表社員、2010年理事就任。
- 大手グローバル企業の監査責任者を務め、M&Aなど各種アドバイザリーサービスの責任者を歴任し、2015年専務理事。
- 2018年よりKPMGジャパンチェアマン及びグローバル・ジャパニーズ・プラクティス(GJP)の統括責任者を務める。KPMGのグローバルボードメンバー及びアジア太平洋地域ボードメンバー。
- 2019年あずさ監査法人副理事長就任。その後2021年7月に理事長就任。
芝坂 佳子 有限責任 あずさ監査法人 パートナー
- 東京エレクトロン株式会社を経て、アーサーアンダーセン(現・あずさ監査法人)入所。その後、ビジネスコンサルティング部門に異動しナレッジマネジメントの実践・推進や各種プロジェクトに従事。
- 現在は、KPMG サステナブルバリュー・ジャパンのメンバーとして、サステナブルバリューの実現に向けた、知識経済社会における企業経営上の課題、特にビジネスレポーティングやコミュニケーションに関わる調査研究、提言等を行っている。
Session1 Transformation
-脱炭素ガバナンスとDX-
2020年代以降、急速に加速する脱炭素を求めるグローバルの圧力の中、企業はグローバルレベルでの脱炭素を推進するガバナンスの構築を求められています。
本セッションでは、企業が直面する脱炭素の取組みの全体像と、そのガバナンスを支えるデジタルテクノロジーの重要性について解説します。
金子 直弘 KPMGコンサルティング株式会社 パートナー
- 外資系総合コンサルティングファームにてさまざまな業界の国内・クロスボーダー企業向け大規模IT・アウトソーシング案件を歴任し、2012年にKPMGコンサルティング入社。
- CIOアドバイザリー所属としてKPMGの中立的な立場を活かし、大規模デジタルトランスフォーメーションやソーシング切り替え等、多くのクロスボーダー案件のアドバイザリーを歴任。エネルギー産業担当を経て、現在はDX・ソーシング・ガバナンス等のグローバルおよび国内プロジェクトを担当。
松尾 英胤 株式会社 KPMG Ignition Tokyo
- 約20年にわたり高度情報処理技術を活用した新規事業開発を日系大手システムインテグレーター、総合商社にて多数実施。
- 商社、流通小売、サプライチェーンだけでなくエネルギー分野においても豊富な知識・知見を有し、KPMG Ignition Tokyoにて、ESGを切り口としたサプライチェーンの高度化を実現するDXソリューション開発のオペレーティングユニット長を担う。
Session2 Reporting
-サステナビリティ報告に関する課題と対応-
最近、サステナビリティ情報の開示に対するニーズが急速に高まっています。特に、COP26の前後で国内外においてさまざまな動向があり、サステナビリティ情報開示への対応は喫緊の課題となっています。
本セッションでは、日本企業にとっての課題と当該課題に対処するために、KPMGのデジタル技術がどのように活用できるかについて解説します。
関口 智和 有限責任 あずさ監査法人 パートナー
- 1995年慶応義塾大学経済学部卒業後、朝日監査法人(現・あずさ監査法人)、金融庁総務企画局企業開示参事官室(現企業開示課)を経て、2009年より企業会計基準委員会において研究員(専門研究員)、2013年4月より常勤委員として従事した後、2016年4月より現職。2021年7月より開示高度化推進室部長、サステナブルバリュー本部 報告保証統轄。
- 2009年から2014年まで、国際監査・保証基準審議会(IAASB)のボードメンバー。一橋大学大学院 国際企業戦略研究科にてMBA取得。公認会計士、米国公認会計士、日本証券アナリスト協会認定アナリスト。
川嶋 紗由美 株式会社 KPMG Ignition Tokyo
- コンサルティングファーム、金融機関にてデジタルテクノロジーを活用した業務効率化、新サービス開発プロジェクトを多数実施。
- 日本大手金融機関で初となる社内開発AIシステムプロジェクトのPMOに従事し、書籍『ストーリーで学ぶデジタルシフトの真髄』を日経BP総研と協力出版。
- 現在、KPMG Ignition TokyoにてESGを切り口としたデジタルソリューションの事業開発を担当。
Session3 Governance
-SX時代における取締役の責務と役割-
企業のトランスフォーメーションを推進するだけでなく、ステークホルダーへ説明し、共に価値を創り上げていくための役割が、コーポレートガバナンスには期待されています。複雑さを増す経営課題に対峙し、サステナブルな企業の実現に資するコーポレートガバナンスの要諦は何か。
本セッションでは、多くの企業のコーポレートガバナンスの改革を支援するだけでなく、社外取締役としての経験も豊かな安田結子氏をお迎えし、議論します。
安田 結子 氏 株式会社ボードアドバイザーズ シニアパートナー
- 日本企業の取締役会と経営者に対し、コーポレートガバナンスの改革に関わる支援を行うとともに、社外取締役招聘、CEO・CFOをはじめとする経営幹部の招聘等に従事。
- 1985年日本IBMに入社、1991年よりブーズ・アレン・ハミルトン(現PwC Strategy&)にて主にテクノロジーセクターのクライアントプロジェクトに従事。1993年にラッセル・レイノルズへ入社し、さまざまな要職を歴任後、2020年7月に株式会社ボードアドバイザーズ(旧:株式会社企業統治推進機構)に参画。
- SCSK、昭和シェル石油、出光興産、村田製作所(現任)、日本水産(現任)等の社外取締役に就任。社団法人経済同友会幹事。
芝坂 佳子 有限責任 あずさ監査法人 パートナー
- 東京エレクトロン株式会社を経て、アーサーアンダーセン(現・あずさ監査法人)入所。その後、ビジネスコンサルティング部門に異動しナレッジマネジメントの実践・推進や各種プロジェクトに従事。
- 現在は、KPMG サステナブルバリュー・ジャパンのメンバーとして、サステナブルバリューの実現に向けた、知識経済社会における企業経営上の課題、特にビジネスレポーティングやコミュニケーションに関わる調査研究、提言等を行っている。
Moderator
関口 美奈 有限責任 あずさ監査法人 マネージング・ディレクター
- 2012年、あずさ監査法人エネルギーインフラストラクチャー事業室室長に就任するとともに、会計、税務、トランザクション、コンサルティングの全サービスラインからなるKPMGジャパン エネルギー&インフラストラクチャーグループの統括責任者に就任。
- 2013年4月、KPMGアジアパシフィック地域におけるエネルギー資源セクターのアドバイザリーサービスリーダーに就任。翌9月には同地域同セクターの統括責任者に就任。日本におけるビジネスに加え、中国、オーストラリア、シンガポール、ASEAN諸国を含むエネルギー資源セクターアドバイザリーサービスの向上に努める。
- 電力・ガス会社、関連省庁、商社、重電系企業やエネルギーセクターに新規参入する様々な企業に対し、長期間かつ継続的に、投資アドバイザリーから経営コンサルタントまで幅広いサービスを提供。外資企業による日本エネルギー市場への新規参入やビジネス戦略支援等も行う。
- 2020年9月よりサステナビリティに関するKPMGのグローバルイニシアチブであるKPMG IMPACTの日本におけるプロジェクト統括リーダーに就任。また2021年からは特に気候変動リスクへの対応と脱炭素化に伴うアドバイザリー分野のリーダーを務めている。
お申込み手順
STEP1:新規会員登録およびログインIDの取得
新規会員登録より入力画面に進み、下記手順に沿って会員情報をご登録ください。
- 会員情報を入力します。
- 入力した登録内容を確認します。 ※設定したログインIDとパスワードは、お手元にお控えください。
- 仮登録完了後、仮登録完了メールがご登録のアドレス宛に送信されます。
- 本登録URLをクリックします。 ※本登録は確認のメール到着後、24時間以内に行ってください。
- クリック後、本登録が完了します。 ※本登録完了メールがご登録のアドレス宛に送信されます。
STEP2:本フォーラムへのお申込み
事前お申込みページから下記手順に沿ってお申込みください。
- ログインIDとパスワードを入力し、ログインします。
- 事前申込みフォームに必要な情報を入力します。
- 申込者情報を確認し、登録します。
- 登録後、申込みが完了します。 ※申込み完了メールがご登録のアドレス宛に送信されます。
お申込みにあたっての注意事項
- お申込み受付はウェブサイトからのみとなっております。PCまたはスマートフォンよりお申込みいただけます。
- 会員登録およびログインIDを取得のうえ、お申込みください。
- 既にログインIDをお持ちの方は、継続してご利用いただけます。
- 1つのIDで複数名のお申込みはできません。お申込み者ごとに会員登録をお願いします。
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- 内容および講師等は都合により変更される場合がございます。
- 自然災害等が発生した場合には、開催を延期または中止する場合がございます。
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よくあるご質問(FAQ)
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お問い合わせ先
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KPMGフォーラム事務局
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