理事長メッセージ

有限責任 あずさ監査法人 理事長 山田 裕行より、みなさまへのメッセージです。

有限責任 あずさ監査法人 理事長 山田 裕行より、みなさまへのメッセージです。

有限責任 あずさ監査法人 理事長 山田 裕行

平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

昨今、地政学リスクの高まりやテクノロジーの進化により、世界経済・社会の秩序が大きく変化し始めています。そうした不確実性が高まる中でも、私たちあずさ監査法人は「社会に信頼を、変革に力を」というパーパスの下、クライアントの皆さまに伴走し、常に半歩先を照らし続ける存在であり続けたいと考えています。

特に、ビジネスのあり方を根本から変え始めている生成AIといったテクノロジーの活用は重要なテーマです。あずさ監査法人は、監査の領域で生成AIなどを積極的に活用していくほか、アドバイザリーの領域においてもクライアントの皆さまの経理DXをサポートしています。

具体的には、KPMGインターナショナルの最先端テクノロジーをいち早く導入するとともに、日本独自の生成AIソリューションや分析プラットフォームを開発しています。これらの各種ソリューションとクライアント企業における経理DXとの連携は、監査の品質向上と高度化において欠かせません。あずさ監査法人は、これまで蓄積してきたセクターごとの深い知見を活かし、クライアントの皆さまとの対話を通じてきめ細かなニーズに応えてまいります。

テクノロジーだけではなく、サステナビリティについても企業を取り巻く環境は大きく変化しています。今般、気候変動をめぐる潮流に変化があり、日本でもサステナビリティ情報の開示の範囲や導入時期が見直される可能性があります。しかし、中・長期的にはサステナビリティ課題への継続的な対応が本質的に重要であることは変わりません。あずさ監査法人はサステナビリティ分野のフロントランナーとして、保証やアドバイザリーなど高い専門性を持つプロフェッショナルが、ワンストップでクライアントの皆さまの課題解決を引き続きサポートしていきます。

テクノロジー活用やサステナビリティ課題のみならず、企業が対応すべき課題が多様化・複雑化するなか、クライアントの皆さまのご要望に迅速・的確に応えるべく、あずさ監査法人は人的資本への投資も拡大しています。多様な専門性や価値観を持つプロフェッショナルの採用と育成に力を注ぐとともに、一人ひとりが高い志を掲げて最高のパフォーマンスを提供できるよう、ウェルビーイングの向上もサポートしています。

先行きの不透明感は増していますが、私たちは高い倫理観を持ったプロフェッショナル集団として半歩先のインサイトを提供することで、クライアントの皆さまが変革に向けた大きな一歩を踏み出せるよう支援してまいります。そして、私たち自身もすべてのステークホルダーにとっての「The Clear Choice―常に選ばれる存在―」であり続けるために、絶えず変革を続けていきます。

引き続き、皆様からのご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

有限責任 あずさ監査法人
理事長 山田 裕行