理事長メッセージ
有限責任 あずさ監査法人 理事長 山田 裕行より、みなさまへのメッセージです。
有限責任 あずさ監査法人 理事長 山田 裕行より、みなさまへのメッセージです。
新年を迎えるにあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。
昨今、世界の経済環境が大きく変化し、企業を取り巻く不確実性はかつてないほど高まっています。地政学リスクの高まりに加え、AIの急速な進化が社会と経済の構造そのものを変えつつあります。
そうした状況のなか、私たちあずさ監査法人は「社会に信頼を、変革に力を」というパーパスの下、クライアントの皆さまにとって常に半歩先を照らす存在であり続けることを目指しています。
監査品質のさらなる追求
昨年より監査プラットフォームへのAIエージェント導入を段階的に進めてきましたが、今年は、監査におけるAI活用が本格的に進む年となります。
私たちはこれまでも、データとテクノロジーを駆使した網羅的かつ一元的・継続的な監査により、クライアントの皆さまに、より大きなインパクト(効果)とインサイト(洞察)を提供してまいりました。AIの活用はこの取組みをさらに加速させ、従来は困難だった大規模データの網羅的な分析などを可能にします。資本市場のインフラを担う監査法人として、AIの力を活用しながら監査品質を一段と向上させ、情報の信頼性確保という使命をより確実に果たしてまいります。
AI活用にあたっては、KPMG Trusted AIガバナンスフレームワークにおける信頼と安全の原則に基づき、職業的倫理と責任を重視した運用を徹底しています。また、国際品質マネジメント基準(ISQM)等の厳格な監査基準・ルールへの対応も徹底し、高い倫理観を持ったプロフェッショナル集団として品質管理体制の継続的な高度化を図ります。
アドバイザリーをワンストップで提供
アドバイザリー業務においては、新たに設立したKPMGアドバイザリーホールディングス株式会社が、昨年12月から業務を開始しました。これにより、クライアントの皆さまの多様なニーズにKPMGジャパンとしてワンストップで応える体制を一段と強化します。あずさ監査法人としては、会計・財務に加えてガバナンスやリスク管理、デジタル、サステナビリティといった専門性の高いサービスを、KPMGのアドバイザリー各社と一体となって提供してまいります。
サステナビリティに関しては、開示義務化と保証義務化が目前に迫っています。世界的にはサステナビリティ対応をめぐり一部見直しの動きもあるものの、中長期的にESGを重視する潮流は変わりません。
私たちは20年以上にわたり、日本企業のサステナビリティ対応を積極的にサポートしてまいりました。引き続き、高い専門性を持つプロフェッショナルが一丸となって、サステナビリティ体制の構築や保証などを支援してまいります。
AI時代の人材育成とウェルビーイングの充実
私たちの高度な監査・アドバイザリーサービスを支えるのは、人材への積極的な投資です。AI時代においても競争力を持つ高度な専門性を育成し、グローバルな視点を養う機会を提供するとともに、一人ひとりが最大限の力を発揮できるウェルビーイングの向上に注力し続けます。多様な専門性を持つ人材の採用・育成を通じて、変化する社会ニーズに応えてまいります。
不確実性が高まる世界において、私たちの社会的責任は極めて重いと自覚しています。常に半歩先のインサイトを提供することで、全てのステークホルダーにとっての「The Clear Choice―常に選ばれる存在―」でありたいと考えています。
引き続き、皆さまからのご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
有限責任 あずさ監査法人
理事長 山田 裕行