金融庁、指定国際会計基準と修正国際基準の指定(追加指定)に関する金融庁告示の一部改正を公表
IFRSニュースフラッシュ - 金融庁は2018年11月15日、指定国際会計基準と修正国際基準の指定に関して、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則に規定する金融庁長官が定める企業会計の基準を指定する件」の一部改正を公表しました。
金融庁は2018年11月15日、指定国際会計基準と修正国際基準の指定に関して、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則に規定する金融庁長官が定める企業会計の基準を ...
Article Posted date
16 November 2018
なお、9月27日に公表された改正案からの変更点はありませんでした。
1.改正の概要
(1)国際会計基準審議会が2018年6月30日までに公表した次の国際会計基準について、連結財務諸表規則第93条に規定する指定国際会計基準に追加指定されました。
- 国際会計基準(IAS)第19号「従業員給付」(2018年2月7日公表)
- 「財務報告に関する概念フレームワーク」(2018年3月29日公表)
(2)企業会計基準委員会が2018年6月30日までに公表した次の修正国際基準について、連結財務諸表規則第94条に規定する修正国際基準に指定されました。
- 修正国際基準の適用(2018年4月11日公表)
- 企業会計基準委員会による修正会計基準第1号「のれんの会計処理」(同上)
- 企業会計基準委員会による修正会計基準第2号「その他の包括利益の会計処理」(同上)
2.適用
公布の日(2018年11月15日)から適用されます。
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執筆者
有限責任 あずさ監査法人
会計プラクティス部