社会分野のCSR
KPMGジャパンは、社会的課題に対し、企業市民としての貢献を目指します。
KPMGジャパンは、社会的課題に対し、企業市民としての貢献を目指します。
社会分野のCSR
国連グローバル・コンパクトへの参加
KPMGは国連が提唱する「国連グローバル・コンパクト」に参加しています。これは、世界の企業・団体が「人権・労働・環境・腐敗防止」の4分野について10原則からなる自主行動原則を受諾し、自らの影響力のおよぶ範囲内で支持、遵守するよう求めるものです。KPMGジャパンは、KPMGインターナショナルの一員としてこの10原則を支持し、責任ある企業市民として国際社会からの要請に応え、社会的課題の解決の一翼を担っていきます。
国連「持続可能な開発目標」(SDGs)に対する取り組み
KPMGは、国連「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals: SDGs)の達成に向けた支援を行っています。その一環としてKPMGと国連グローバル・コンパクトは、このSDGsの達成に向けた企業の取り組みを支援するため、関連する多くの事例やアイデアを紹介するSDG Industry Matrix(産業別SDG手引き)を作成しています。
また、SDGsに対する取り組みの一環として、「SDG Industry Matrix日本語版公開記念シンポジウム」というシンポジウムを2017年に企画し、日本においてSDGsに対する啓蒙活動を行いました。本シンポジウムでは、KPMGインターナショナルのコーポレート・シチズンシップグローバル統括責任者であるマイケル・ヘイスティングス卿がSDGsの現況やSDG Industry Matrixの意義について基調講演を行うとともに、ビジネスを通じたSDGsへの貢献に先進的に取り組んでいる日本企業を交えたパネルディスカッションを実施しながら、企業がSDGsへの貢献とビジネスの機会をいかに見出し、実現することができるかについて議論しました。
ブラインドサッカーへの支援
オープンオフィスデー
職員の家族を職場に招待し、公認会計士の業務や監査法人について親しみを持ってもらうために、隔年で「あずさオープンオフィスデー」を開催しています。参加した家族の皆さんには、会計士の1日を紹介したビデオやパソコンを使ったクイズ、オフィスツアーや名刺交換ゲームなどを通じて、監査法人の仕事への理解を深めていただいています。
開催報告|2019年
FIT for チャリティ・ラン
FIT for チャリティ・ラン(Financial Industry in Tokyo for Charity Run)は、金融サービスおよび関連企業で働く有志によって設立され、2005年より毎年開催されているチャリティイベントです。協賛企業より提供された寄付金および参加者からの参加料に基づく寄付によって、地域社会に根付いた意義ある活動を行っていながらも、認知度が低いなどの理由により十分な活動資金を確保することが困難な非営利団体に対して支援を行っています。KPMGジャパンは、2007年から参加しています。
2020年は高額寄付金を募った会社として、KPMGジャパンは第2位となり表彰されました。
災害義捐金
あずさ監査法人は、メンバーファームであるKPMGと一体となって、スマトラ沖大地震によるインド洋大津波、中国四川大地震やミャンマーサイクロン、ハイチ大地震、パキスタン洪水、フィリピン台風などの大災害の被災者に対する募金活動や、2014年西アフリカエボラ出血熱救援金への寄付を行っています。
国内においては、東日本大震災、新潟中越地震、熊本地震、西日本豪雨被災地のための社内募金を行い、職員およびKPMGジャパンからの拠出金を日本赤十字社やNPOに寄付しています。
東日本大震災に関する支援は、東日本大震災関連の取り組みをご覧ください。
各事務所における取り組み
大阪事務所
芦屋リレーフォーライフ
1985年にアメリカの医師が始めたがん患者支援チャリティイベント。がんに関心のある人が集まり、24時間にわたりリレー・ウォークをつなげ、集まった寄付金・協賛金はがん患者支援活動に使われます。がんで家族を亡くした職員の個人的な活動が発端になり、大阪事務所の職員が2007年より参加しており、年を追うごとに参加者の輪も広がっています。
芸術・文化支援
あずさ監査法人では、ニューヨークを拠点とする室内管弦楽団として、独特の演奏スタイルと卓越したパフォーマンスで世界的に高い評価を得ている「オルフェウス室内管弦楽団」を、あずさ監査法人の前身時代である1988年の初来日公演より20年以上にわたり継続的に支援し続けています。
また、新国立劇場や日本の代表的なオーケストラであるNHK交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団に対しても賛助しています。