積送基準(Direct Transport Rule)

積送基準とは、貨物がその原産地である輸出国から仕向地である輸入国まで直接運送されない場合における、その原産性を判断するためのルールの一つである。

積送基準とは、貨物がその原産地である輸出国から仕向地である輸入国まで直接運送されない場合における、その原産性を判断するためのルールの一つである。

通常、FTA/EPAなどの特恵税率の適用を受けるためには、輸出国から輸入国への直送を要件としているが、積送基準により、輸出国から輸入国まで配送される間に非原産国を経由した場合であっても、その経由が運送上の理由による積替え及び一時蔵置のための経由であり、これら以外の取扱いがされなかったときは、その貨物は直送されたものとして取扱うことが認められている。

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