新型コロナウィルス感染症で世界の移動制限が実施され2度目の冬を迎えました。歴史的にパンデミックは、経済の変化を加速させると言われていましたが、徐々にそれが実感されるようになってきました。テクノロジーの進歩は、人間が行っていた作業を自動化する上で非常に強力なものとなってきました。従来、機械化、自動化などが様々な理由で難しいとされていたものが、実現できる様になって来ています。もっともすでにそれなりの歴史を持つ企業は、変化するためにはレガシーを破壊する必要がありますが、テクノロジーの進歩は新規参入者の市場参入を容易にしていますから、生き残るためには企業は新しい技術の採用をできるだけ早く実行できるよう試行錯誤を繰り返す必要があります。また、この11月13日に閉幕したCOP26は、英国を議長国として開催され、約120名のグローバルリーダーを含む40,000名以上が参加しました。気候変動リスクに対しての国際的な合意が形成されました。今後、ESGへの取り組みが、急速に具体化してきます。KPMGは、企業のテクノロジーの導入及び気候変動リスクへの対応を応援します。