社会のデジタル化と監査の変革 -AX for Trust®
あずさ監査法人のパーパス(存在意義)は、「社会に信頼を、変革に力を(Inspire Confidence. Empower Change.)」です。私たちは目覚ましいスピードで変化する課題に正面から取り組むクライアントの皆様に対し、卓越したプロフェッショナルサービスを提供し続けることで、社会、クライアント、従業員、その他すべてのステークホルダーから常に「信頼」され、選ばれる存在になることを目指しています。そのために、私たち一人ひとりが高い倫理観を保持し、「信頼」をすべての根幹に位置付けた施策や変革に果敢に挑戦し続けます。
「監査品質」こそがすべての信頼の基礎であり、マーケットにサプライズを与えるような事案を生じさせないために、監査品質向上の追求は決して終わることのない最も重要な経営課題です。監査品質の向上を追求し、変化し続けるステークホルダーからの期待に応え続けるためには、私たち自身と私たちの業務を変革し、進化し続けることが必要です。そのため私たちは、AX for Trust®(Audit Transformation for Trust®)のコンセプトのもと、デジタルを含む監査変革を推進し、監査業務の提供を通じてImpactsとInsightsを提供すべく取り組んでいます。
デジタル、多様な人材、ビジネスに関する知見を駆使した監査のDX
経済社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)の流れは今後も加速し、企業を取り巻く環境は急速に変化しています。激変するビジネス環境を前提として、監査についても変革への対応と効率性の実現が期待されています。
こうした期待に応えるため、私たちの監査プラットフォームである「KPMG Clara」を中心とした監査業務のデジタル化による自動化・標準化・効率化を推進し、監査関与先のデータ・証憑を入手・分析し、分析結果をKPMG Clara上で監査関与先と共有する一連の仕組みを確立しています。また、多数のデジタルツールの活用やあずさデリバリーセンター(ADC)等への業務集中化を通じて、プロフェッショナルが、より高度な判断を要する業務に集中できる監査体制への変革を行っています。
さらに、あずさ監査法人ではKPMGに蓄積したセクターナレッジを活用し、セクターごとに生じうる会計・監査上のリスクポイントをKPMG Clara内にカタログとして実装するとともに、各セクターのビジネス特性に着目したデジタルツールの開発・導入等を通じて、セクターを重視した監査の実施を図ります。
私たちが考える監査DX:3C x I(スリーシークロスアイ)
あずさ監査法人は、監査のDXは以下の「3つのC (Comprehensive、Centralized、Continuous)」の視点で進むと考えています。
デジタル投資を継続して行い(2023年6月期予算約100億円*、2022年6月期実績約87億円*)監査変革の基盤を整え、KPMG Claraを通じて監査関与先と協働しながら監査の「3つのC」を実現し、
- 監査が効率化・見える化・高度化することにより体感する監査の変化(Impacts)
- 監査チームの知見に基づく新しい視点や気づき(Insights)
を提供することで、監査関与先そして社会の期待に応えていきます。
*KPMGジャパンベース、情報システム関連費用含む
「KPMG Clara」で実現する「3C x I」
あずさ監査法人はDX推進の準備が整っている(DX-Ready)事業者として認定されています。
監査DXや経理DXについて、KPMGのプロフェッショナルにお問合せください。
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