あずさ監査法人がAIの適切性を評価・検証するサービスを提供

企業のデジタルトランスフォーメーションの進展に伴い、各種業務においてAIが実装される事例が増加しています。企業活動の多種多様な領域にAIが活用されることで、AIが当初想定どおりのパフォーマンスを維持しているのか、処理プロセスや出力が不当な差別を含む等の公平性を阻害するような想定外の結果をもたらしていないか、適切性を担保する必要性が生じています。近年は、欧州委員会による包括的なAI規制案の公表や、企業による独自のAI憲章策定などの新たな動きがあり、今後強化される可能性のある規制への対応やAIの適切性確保へのニーズは一段と高まっています。

あずさ監査法人ではKPMGインターナショナルで開発されたAIの検証フレームワークである「AI In Control」に基づき、各種業界における豊富な知見や最先端のAIに関する技術的な知見等を基に、企業内で活用されているAIの適切性を第三者の立場から評価・検証するサービスを展開しています。

 

KPMGのAI検証フレームワーク ~ AI In Control ~

AIの新たなリスクが、新たなコントロール方法を必要としています。AI In Controlは、ますます発展するAIの実装と関連するリスクを企業がプロアクティブに検討するのを支援するため、KPMGが開発したリスクおよびコントロールのフレームワークです。AI In Controlは、エンタープライズ・マネジメント/プロジェクト・マネジメント/ソリューション&データ・マネジメント/テクノロジー・マネジメントの4分野にわたるリスク管理とコントロールを対象とします。そして、AIに求められる要素(正確性/説明可能性/差別の排除/迅速かつ堅牢)を満たすAIソリューションの、企業による構築を支援するよう設計されています。

さらにあずさ監査法人では、AI In Controlに国内外のガイダンスをふまえた検証観点および先行事例の知見を加味した「AI検証フレームワーク」を開発しています。当該フレームワークは各国のガイドライン等にも対応しており、官公庁や金融機関におけるAIの検証サービスにおいて適用実績があります。

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